先輩社員の声【登録調査機関(特許調査)】

2010年入社 前職:翻訳校正

開発職・翻訳職での経験を活かして

当社に転職するまでに、二つの職業を体験しました。 一つ目は、自動車メーカ研究所での材料関連の仕事です。この時期に特許明細書を自分で書いていたことが、今の特許調査の仕事には大いに役立っています。 二つ目は、翻訳会社での日英、英日翻訳文の校正の仕事です。自動車メーカ在職中に技術論文等の英語の読み書きに興味を覚え、英文校正の仕事で実力をつけて、技術翻訳者になろうとしたのです。この約3年間の訓練のおかげで、英文を読むことに関してはあまり不自由しなくなりました。

仕事のやりがい

この仕事にやりがいを感じるときは、提示文献に対して、審査官から「この文献ですぐに拒絶理由通知が書けそうです。」とか「良い文献を見つけてもらって、大変助かりました。」等のお褒めの言葉をもらえたときです。登録調査機関にとってのお客様は特許庁の審査官ですから、審査官に満足してもらえる仕事をするのは当然のことなのですが、人に褒められれば誰でもうれしいもので、この仕事をやってよかったと思うと同時に、また新たに頑張ろうという気持ちになるものです。 さらに、登録調査機関における文献調査の仕事には、「知的好奇心を少なからず刺激する」という作用があり、仕事のやりがいはこちらにもあるように思います。文献調査には「宝探し」のような要素があるのです。検索端末装置のカラフルな画面の前で格闘しながら、よく吟味したキーワードを使って目的とする文献をヒットさせたときには、他の仕事では味わえない「面白さ」「満足感」「驚き」があります。