AIPE認定 知的財産アナリスト(特許)の資格を活かす特許業務(2023.2.2)

今回は、当事業体の弁理士・調査員が取得している「AIPE認定 知的財産アナリスト(特許)」の資格についてご紹介します。知的財産の資格とは主に「弁理士」や「知的財産管理技能士」が一般的に有名ではありますが、「AIPE認定 知的財産アナリスト(特許)」は、弁理士や知的財産に携わる者が更に知識を深めるために取得する資格の1つです。

▷AIPE認定 知的財産アナリスト(特許)とは

「知的財産アナリストとは、企業経営・ファイナンス・知的財産に関する専門知識を有し、国内外の他社・自社の各種知的財産関連情報の収集・分析・評価・加工、知的財産あるいは企業の価値評価等を通じて、企業の戦略的経営に資する情報を提供できる特殊スキルを持つ職種のことをいいます。」(知的財産教育協会HPより)

AIPE認定 知的財産アナリスト(特許)になることで、企業の強み・弱みを考慮し、マーケットトレンド・技術情報(特許・文献)・製品等の各種情報から各企業(競合他社)の今後の動向や戦略を予測することが出来ます。今、社会で求められるプロフェッショナルな人材「経営活動と知的財産活動を結びつけられる人材」「知的財産の価値評価をできる人材」であることを示しています。
知的財産の知識だけではなく、知財情報を分析・活用して企業の戦略的経営に対応した情報を提供できる人材という点がポイントになります。実際に、特許取得に関する相談をお客様から受ける際も、知財戦略を現実の事業・経営と一致するよう策定し、事業計画・事業戦略に合わせた段階的な知財戦略の提案・アドバイスをする必要があります。

当事業体(秋山国際特許商標事務所)に所属する角渕弁理士・石川弁理士と、(株式会社技術トランスファーサービス 調査部)調査員 大田は「AIPE認定 知的財産アナリスト(特許)」を取得しております。弁理士2名について簡単に経歴と専門分野についてご紹介いたします。

角渕 由英 弁理士
石川 勇介 弁理士

角渕弁理士は、特許検索競技大会2017 最優秀賞・ゴールド認定(化学・医薬分野)受賞経歴があり、専門分野は特許調査、特許権利化実務(化学/機械/ソフトウェア/ビジネスモデル)です。弁理士として調査業務全般、出願権利化業務、無効化業務、侵害訴訟まで一気通貫で担当しております。

石川弁理士は、ジェトロ・バンコク駐在の経歴があり、専門分野は特許権利化実務(化学/材料/機械/ソフトウェア/ビジネスモデル)、特許調査です。どんな事業で収益を上げるか、事業のターゲット層をどこに設定するか、どのような製品やサービスを市場に提供するかなどについて論理的に体系化したビジネスモデルを得意としております。

ご関心をお持ちでしたら、一度当事業体までご連絡をお待ちしております。