第46回 日本ライセンス協会 年次大会参加レポート(2025.7.16)
2025年7月11日(金)~ 12日(土)に石川県金沢市において開催された「第46回 日本ライセンス協会 年次大会」へ所長秋山弁理士が参加いたしました。
日本ライセンス協会 年次大会は、毎年夏に開催されている国内最大規模の知的財産、ライセンスに関するシンポジウムです。
多方面の専門家が一堂に会し、知的財産活動を戦略的に推進するための最新情報を得る貴重な機会、また社会課題へのアプローチなどを議論する場となっています。
本大会は2日間にわたって開催され、「百万石の知とAI新時代が描く未来」をテーマに、講演やパネルディスカッションが行われました。
複数の登壇企業によるAI活用について紹介があり、近年急速な進化を遂げるAIに関しての活用事例や、知財活動への活用事例について議論されました。
大会のテーマの通り、本大会参加を通じて、生成AIを業務に効果的に活用するためには、その利用場面を明確に特定することが重要であると強く感じました。単に新しいツールとして導入するのではなく、業務のどの工程・場面でAIが有効かを見極めることが、成果を上げるための鍵になると考えます。
また、生成AIを取り巻く技術や環境は日々大きく変化しており、そのスピードは非常に速いため、こうした著しい変化に取り残されないように、情報収集だけでなく、実際に活用しながら適用の幅を広げていく姿勢が不可欠です。
今後は、AI技術への理解を深めながら、スピード感をもって実務への応用に取り組むことを意識し、業務改善や生産性向上につなげて参ります。
年次大会開会式の様子(写真右上:2025年年次大会実行委員長 小暮宏幸氏、
左下:日本ライセンス協会 会長 橋本千賀子氏、右下:石川県 知事 馳浩氏)